鉄拳8は、初心者に優しくなったと言え、まだまだ難しいゲームだと思います。
特にランクマッチは、みんな本気で挑んでくるので、初心者が勝つのはなかなか難しいと思います。
鉄拳では、サブキャラを使うことができ、段位は、自分のメインとなるものよりも下の段位から始まるため、中級者の人が、初心者の段位にいることがあります。
そこで、初心者狩りのような形になることも少なくないです。
そこで、今回は、鉄拳8の初心者がやるべき防御方法を紹介します。
初心者がやるべき防御方法を覚えて、どんどん攻撃される状況から、うまく切り返すことができ、ピンチをチャンスに変えていきましょう。
鉄拳8の攻めが強い理由から理解しよう
まず、一番最初に、何で攻めを受けるのが辛いのかを説明します。
格闘ゲームには、フレームという概念があります。
例えば、鉄拳8に共通してあるジャブは、10Fです。
これは、ボタンを押してから、10F後に相手に当たることを意味します。(フレームは、60分の1秒なのですが、今回は重要ではないので無視していいです。)
よーいどん!で自分が発生10Fの技を打ち、相手が15Fの技を押したとします。
すると、技が届くのは、10Fの方が、5F早いということになるので、相手の15Fになる前に、技が当たります。
ここで鍵となるのが、防御をさせても有利という技の存在です。
こちらの攻撃を防御させて+5フレームという状況にあるとします。
すると、こちらが、+5フレーム先に動けるという解釈になります。
よーいどん!ではなく、5F分先に動けます。
さっきの10Fと15Fの場合、5F先に打てるので、15Fの技がまだ5Fの時に、10Fの技がヒットします。
ちょっと難しいかもしれませんが、まず、プラス分早く動けると覚えましょう。
そして、鉄拳8では、このプラスフレームの状況がとても多いのです。
このプラスフレームは、相手から見ると、プラスフレームなので、自分側に立つと、マイナスフレーム。
すなわち、マイナス分遅く動くことになるのです。
どんなにボタンを押しても、遅く技が出るので、相手の技が先に当たるという仕組みになっています。
では、この状況をどうすればいいと思いますか?
初心者は、まずパワークラッシュを撃とう!
先ほど、相手の攻撃が、先に当たることを説明しました。
基本的に、技が当たってしまえば、相手の勝ちとなってしまいます。
しかし、ある特別な技あって、この先に当っても平気な状況があります。
それが、パワークラッシュです。
これは、相手の攻撃を受け止め、攻撃を出すことができます。
各キャラ、1個以上パワークラッシュ技があるので、まずは、技リストをチェックしてみましょう。
ちなみに、パワークラッシュを打つと白いモヤモヤのエフェクトが出るので、わかりやすいです。
やばい、攻撃が厳しい!と思ったら、パワークラッシュで技を受け止めて反撃をしてみましょう。
ステータス技を理解して、効果的に技を避けてみよう!
パワークラッシュの他にも、ステータス技というものがあります。
ジャンプステータスで、飛び越えよう
まずは、ジャンプステータス。
これは、キャラクターが空中に浮く技で、下段が当たりません。
下段を飛び越えて、攻撃できます。
相手の技が、先に出たとしても、ジャンプしてしまえば、当たらないということです。
大半のキャラクターは、上キックボタンで、ジャンプステータスを持ったコンボ始動技を持っています。
もし、相手が、「あれ?下段多くない?」と思ったら思い切ってジャンプ技を振ってみましょう!
相手が攻撃していたのに、こちらがコンボでダメージを与える状況を作ることができます。
しゃがみステータスで、空振りさせよう
次に鍵となるのが、しゃがみステータス。
鉄拳は、しゃがんだ状態だと上段技が当たりません。
相手が、上段技が多い場合に、合わせてしゃがみステータス技を使うと、相手の攻撃の下を潜って攻撃することができます。
しゃがみステータス技は、プラクティスの詳細情報で確認できます。
基本的に、下系の入力を入れることが多いので、覚えておきましょう。
ステータス技の注意点
ステータス技にも発生フレームというものがあり、そのフレームになるまで、ジャンプしなかったり、しゃがまなかったりします。
例えば、攻撃の発生フレームが15F、しゃがみの発生が6だとします。
相手の攻撃が、10Fの上段場合、6の時点で、しゃがんでいるので、技が空振りして、15Fが後から当たる形になります。
しかし、相手が、5F有利で、10Fの技を使った場合、しゃがむ1F前で相手の技がヒットしてしまいます。
試合中は、ここまで厳密に計算できませんが、万能じゃないということだけ覚えておきましょう。
中級者以上は横移動
鉄拳は、3D格闘ゲームというジャンルなので、画面の手前と奥に移動ができます。
実は、この移動の際に、技を避けることができます。
これも万能ではなく、ある技は当たったり、当たらなかったりするので、初心者帯を脱出したら覚えましょう。
特殊な技があるキャラクターは、カウンターが取れる!
一部のキャラクターは、返し技というものがあり、相手の技をいなして、カウンターを決めることができます。
例えば、飛鳥は、4LP+LKで、上段と中段攻撃を受け流し、ダメージを与えることができます。
これの原理は、返し技は、とても出るのが早いのです。
飛鳥の返し技は、発生2F(多分)そのため、5Fプラスフレーム取られて、10Fの技を打たれても、相手の技より先に、返し技が出て、相手の攻撃を吸収することができるのです。
返し技は、技表の最後の方にある場合が多いので、忘れずにチェックしましょう。
吉光は、代名詞の吉光ブレード
吉光を使っている方は、吉光ブレードを使いましょう。
吉光ブレードは、勘違いされがちですが、6Fで出る中段技です。
そのため、ある程度の計算が必要になりますが、かなり効果的に反撃をすることができます。
これが、吉光がうざいと言われている理由です。
無敵技じゃないので、注意をしつつ、使いまくりましょう!
相手に合わせて、まずは3種類の防御を身につけよう!
まず、パワークラッシュと、ジャンプステータス、しゃがみステータスを使っていきましょう。
これだけで、だいぶ楽になると思います。
初心者帯でなかなか勝てない、特に、攻められまくって何にもできないという方は、今回の防御法をしっかり意識して使ってみてください!
コメント