鉄拳初心者は何からやるべき?
「鉄拳で勝てるようになりたい。
でも、何からやればいいのか分からない……」
きっと、今のあなたはこう感じているはずです。
この“何からやるべきか分からない”状態でやめてしまう人が、ものすごく多い。
でも、あなたはそこから一歩踏み出して「鉄拳 初心者 何から」と検索して、このページにたどり着きました。
その時点で、もう他の人より一歩リードしています。
そこで本記事では、シーズン1・2ともに吉光破壊神に到達し、ランクマ勝利数で世界1位になったよわみつが、初心者〜中級者向けに
「ランクマッチでまず何からやるべきか?」
を、**“置き技(牽制技)”**というテーマで解説します。
Contents
この記事の対象レベル
- 鉄拳8をしばらく遊んでいて、段位が拳帝〜風神前後
- コンボはある程度できるけど、立ち回りで殴られて負けることが多い
- 鉄拳王・破壊神を目指したい
完全初心者(まだコンボが怪しい人)は、
**「コンボ練習をする理由」**の記事を先に読むのがおすすめです。
コンボダメージが安定してから、また戻ってきてください。
置き技とは何か?──鉄拳の“3すくみ”から考える
鉄拳には、ジャンケンのような考え方である**“3すくみ”**があります。
- 攻め続ける相手には、置き技で先に当てる
- ガードばかりの相手には、投げや下段で崩す
- 暴れる相手には、ガードしてから確定反撃する
3すくみをしっかり理解すると、鉄拳神くらいまでは十分狙えます。
ここではまず、「置き技とは何か?」に絞って説明します。

置き技(牽制技)とは
相手が攻めてくるタイミングの“前”に置いておく技
のことです。
- 攻撃を当てるには、基本的に接近しないといけない
- つまり、相手は攻撃前に前進する瞬間が必ずある
- その「前進しようとするタイミング」に技を先に置いておく
これが「置き」です。
このときに使う技を、**置き技(牽制技)**と呼びます。
鉄拳では、前進している間はガードができません。
つまり、
「相手が前に歩き出す前に技を出しておけば、勝手にその攻撃に突っ込んでくる」
という状態が作れます。
なぜ初心者ほど置き技を打ったほうがいいのか
僕が初心者〜中級者に置き技を強く勧める理由は、大きく2つあります。
理由1:みんな攻めすぎだから
オンライン対戦を見ていると、
とにかく前に出て攻撃しまくるプレイヤーが本当に多いです。
でも鉄拳は、防御がめちゃくちゃ難しいゲームです。
- 中段と下段の2択を外すと、体力の半分が吹き飛ぶ
- 全部の攻撃をガードするのは、現実的ではない
そんな中で、相手の攻めを全部受けきろうとすると、
防御に自信のない初心者ほど、あっという間に負けてしまいます。
そこで置き技の出番です。
「攻撃される前に、攻撃を置いておく」
ことで、
**“攻められる前に相手の体力を削る”**ことができます。
理由2:初心者は置き技を咎めづらいから
鉄拳には、
- ガードされたとき
- 空振りしたとき
に生じる「隙」があります。
その隙に攻撃を当てるのが確定反撃です。
ただし、この確定反撃を正確に入れるのは、初心者にとってかなり難しい。
つまり、
初心者帯では、多少リスクのある置き技を ブンブン振っても、きっちり反撃されないことが多い
ということです。
反撃されないのであれば、
本来リスクのある技を、ほぼノーリスクで打てるわけで、
これを使わない手はありません。
まず何からやるべきか①:自キャラの置き技を1つ決める
では、実際に何から始めればいいか。
ステップ1:コンボ始動になる置き技を決める
多くのキャラには、
- ↘△ボタン
- ↗○ボタン
などで出せるコンボ始動の中段技があります。
まずは、
「この技が当たったらコンボに行く」
という置き技を、1つだけ決めましょう。
吉光の例
僕の場合は、吉光の
右アッパー
がメインの置き技です。
破壊神帯でも、僕はこれをブンブン振り回しています。
三島キャラの例
三島キャラなら、
最速風神拳
が、鉄拳の中でも最強クラスの置き技です。
三島使いを名乗るなら、いずれは必ずマスターしたい技ですね。
何からやるべきか②:その場で“置く”感覚を身につける
置き技は、「その場で技を置く」イメージが大事です。
よくあるミス
- 「当てたい!」気持ちが強すぎて、自分から前に歩きながら技を出す → これだと、置き技ではなく、ただの突っ込み攻撃になってしまう
正しいイメージ
- 相手が前に出てくるな、と感じたら
- 自分はその場から動かずに技を出す
- 「届かないかな?」と思っても、とりあえず置いてみる
実際にやってみると、
「こんなに離れていても当たるのか!」という距離で当たることが多いはずです。
前進しないで置く
これを徹底するだけで、勝率はかなり変わります。
何からやるべきか③:置き技のバリエーションを増やす
1つの置き技に慣れてきたら、
少しずつバリエーションを増やしていきましょう。
- 同じ置き技ばかりだと、だんだん読まれて当たりにくくなる
- 2〜3種類の置き技を使い分けるだけで、相手は一気に対応しづらくなる
各キャラには、複数の置き技が存在します。
上手いプレイヤーの動画を見て、
「この人はどの技を、どの距離で置いているか?」
を観察してみてください。
吉光使いならラッキー
もしあなたが吉光使いなら、さらに簡単です。
僕はすでに、
「置きの3種の神器」 を別記事で公開しています。
- 右アッパー
- 牛若
- 露払い
この3つは、破壊神帯でも普通に通用します。
今後一生使えるレベルの置き技なので、ぜひ覚えてください。


置き技が足りていないサインと、打ちどころ
「なんか相手の攻撃ばかり食らっているな……」
そう感じるときは、
置き技が足りていないサインです。
本来なら、
- 相手が前に出てくる
- その前に置いた技が先に当たる
という展開が増えるはずです。
それが起きていない=まだ置きを振れていない、ということ。
- 圧を感じるタイミング
- 「そろそろ攻めてきそうだな」と思う場面
で、一度勇気を出して置きを振ってみてください。
そこが**置き技の”打ちどころ”**です。
まとめ:攻撃して守る、新感覚の防御法「置き技」
今回のポイントをまとめると、
- 完全初心者はまずコンボを安定させる
- 拳帝〜風神くらいになったら、置き技を覚えるフェーズに入る
- 自キャラのコンボ始動になる置き技を1つ選ぶ
- 前に歩かず、その場で置く感覚を身につける
- 慣れてきたら、2〜3種類の置き技を使い分ける
置き技は、
「相手の攻撃に自分から吸い込ませる」
という、ちょっと不思議で面白いコンセプトを持っています。
「相手の攻撃がキツい」=置きが足りていないサイン。
辛くなったら、守るためにどんどん攻撃を置いてみてください。

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