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【格ゲー フレーム】これで有利不利な場面がわかる!やり込み勢が初心者向けに実践的に解説

フレームは、ゲーム内における時間であり、有利不利を覚えることで、より厳密な戦略を得ることができます。

初心者の方が格ゲーを始めたら、一番最初にぶち当たる「フレーム」という大きな壁。
実際に覚えてもなかなか使えるようにならないのが、難しい要素!

今日は、鉄拳8で破壊神になり、吉光勝利数世界一になるまでやり込んだよわみつが、フレームとはという概念から、実際きどうやって使うのかを解説します。

実は頭でっかちになりがちな部分なので、ぜひ実践編まで読んで取り入れてください!
フレームに関するイライラが軽減されると思います。

目次

フレームとは?

フレームとは、パラパラ漫画の1枚絵のようなもので、1秒=60F(フレーム)で構成されています。

1秒間にパラパラ漫画が60枚パラパラすることによって、動きを出しています。

だいたい1フレーム=0.0166667秒です。
鉄拳8の共通技であるジャブは、発生10フレームなので、ボタンを押してから、0.16秒で発生することになります。

鉄拳8などの格ゲーにおけるフレームとは?

ここで格ゲー的視点からも見てみましょう。

先ほど例に挙げたジャブで解説しましょう。
鉄拳8では四角を押すと、パンチが出ます。
これはほとんど共通して、発生10フレームです。

これは何を意味しているのか?

まず、ボタンが押されます。
そして、パンチが出始めて、当たり判定発生する一番手が伸びた場所に到達します。

ここまでです10フレームかかるということを意味します。

要するにフレームは、押してから、相手に当たるまでの時間です。

発生10フレームの技と発生15フレームの技を、よーいドン!で押したとします。

この場合、発生15フレームの技がどんなに強くても、発生10フレームの技が先に当たり、15フレームは打ち消されます。

格ゲーにおいてフレームは絶対なのです。

これが上級者が「フレームを覚えろ」という理由の一つです。

最強技ですら、フレームで負けていたら、そもそも技が出ないのです!

フレームの攻防:有利不利

格ゲーでは、有利フレームと不利フレームと呼ばれている時間が存在します。

有利フレームと、フレームがプラス(+2Fや+5Fなど)になっている場合のこと指します。
不利フレームは、マイナスのフレームになっています。

これは何を意味するのか?

まず、先ほど、よーいドンでボタンを押す例を挙げましたが、このスタートラインがズレると思ってください。

5フレーム有利ということは、5フレーム先にボタンを押せる。
5フレーム不利ということは、5フレーム動けない(相手が5フレーム先に動ける)ことを意味します。

先ほどの10Fと15Fの例を使うと、
5フレーム有利な状態で、15フレームの技を打つと、相手より5フレーム早く動けるわけですから、15-5=10フレームと同等のフレームになることを意味します。(早く動けるから、その分フレームから差し引くイメージ)

逆に10フレームの技を打ったのですが、5フレーム不利な状態となると10+5=15フレーム(5フレーム遅く動くことになるので、フレームに足すイメージ)
となります。

鉄拳8がフレームゲームな理由

鉄拳8はアグレッシブと言われていますが、実は、このフレームで説明がつくんです。

鉄拳8では、攻める側がたくさん有利フレーム取ることができます。
有利フレームを取ることができるということは、それだけ早く動けるのでどんどん攻められるということです。

初心者、中級者の落とし穴:有利フレームは絶対じゃない

ここで、多くのプレイヤー陥る落とし穴について解説します。

多くの人が、有利フレーム=攻撃し放題と理解しています。
半分は正解です。
有利フレームであれば、先に攻撃できます。

ですが!

絶対攻撃が当たるわけではありません。

例えば、
あなたが、5フレーム有利な状態で、コンボ始動の18フレームの技を打ったとします。
ここで相手が10フレームの技で暴れてきたとします。

これはどうなると思いますか?

あなたの視点で見ると
あなたは、18フレーム発生
相手は、10+5=15フレーム発生
となります。

この場合、あなたの技が出ません。

数字で見ると一目瞭然ですが、実際にゲームをやっていると「有利なのに負けんの?ふざけんな!」と思うはずです。

これが落とし穴で、有利=絶対ではないということを覚えておいてください。

フレームで絶対に勝てる連携

ここで「割れない連携」というのを紹介します。

鉄拳8では、基本的に10フレームが最速です。
ということは、フレームを有利にして、10フレーム未満の状況を作り出せば、絶対に相手に勝てるという連携です。

+3フレームで10フレームの技を出すと、相手から見ると、実質7フレーム。この場合どうやっても相手は勝つことができません。

フレームだけでないところが格ゲーの面白いところ

例えば、鉄拳8には横移動と呼ばれる防御行動があります。

これは画面奥や手前に移動することによって技を避けられるという方法です。

一見、割れない連携は、最強のように思えますが、実際は、横に避けられたりされます。

格ゲーは、フレームだけでないということを覚えておいてください!

実戦でのフレームの活用

では実戦ではどのようにフレームを活用するのか?

私のおすすめは、観察するです。

具体的にいうと、
相手は、有利フレームで動く?動かない?
動くならどういう技で動いてくる?
と言った感じです。

鉄拳8では、速い攻撃(10-13)フレーム、中程度のフレーム15フレーム付近、遅い攻撃と分かれていますが、これを指標にこのフレームで、どの攻撃かを見るようにします。

こうすることで安定して勝ちへの道筋が立てられます。
例えば、有利での相手の暴れ。
これもフレームが負けたから、喰らったんだと解釈し直すことができます。
そうすればもっと速い技に変えようと対策が見えてきます。

逆に自分が不利な状況であっても、黙っている必要がないこともわかります。
もしかしたら、割れない連携ではない場合、相手よりも発生が速い技で割り込めるかもしれません。

フレームを意識することで、今まで無敵だった連携に隙を作ることができます。

もし、相手の攻撃に困って黙ってガードしていることが多いと思ったら、フレームを調べてみましょう。
対策が見えてくる可能性が高いです。

フレームは、格ゲーの核

今回は格ゲーのフレームから、実戦での取り入れ方を解説しました。

この部分は、ちょっと暗記をしないといけないので大変だと思います。
初心者の場合は、まずこれは有利か、これは不利かと覚えるだけでも、無駄に動いたりしなくなるので、不要なダメージを防ぐことができます。

最初は、今さっき戦った相手のよく使ってくる攻撃を調べてみましょう。
きっと有利フレーム取られています。

もし、あなたのメインが吉光であれば、技解説もそのままご覧ください。
私自身、今回説明しているフレームの知識をベースの技を使っていますので、理解がより深まると思います!

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