鉄拳の3すくみは、2択、置き、スカ確で構成されています。
初心者の人は、まず理解、中級者は、意識してプレイを心がけましょう。
鉄拳始めたのはいいものの、なかなかランクマッチで勝てないという方は、たくさんいると思います。
何度やっても同じ段位を往復している毎日。
頑張って人の動画を見て、連携を学んでいるけど、勝てない。
そんな葛藤があると思います。
私もここを通りました。
プロの使う技、連携を真似してみてもなかなか勝てない。
悪い時は、鉄拳王をウロウロしていることもありました。
しかし、この3すくみを徹底して考えるようになったことで、鉄拳神極を長く維持しています。
この考え方が、上達の鍵だったのです。
もちろん連携、コンボも大切ですが、この考え方を合わせることで、大きく鉄拳を上達させることができます。
まず、最初のゴールとして、本記事を読んで、初心者の方が、3すくみとは何かを理解し、対戦で相手の3すくみは何かを分析できるようになってもらいます。
では、早速3すくみの説明を始めます。
Contents
鉄拳の3すくみとは何か?
3すくみとは、まずじゃんけんのようなもので、最強の選択肢が存在せず、どれかを出せば、どれかに勝つことができます。
ここで鉄拳の3すくみは、
- 2択
- 置き
- スカし確定/確定反撃
というものに分かれています。
2択は攻め、置きは守り、スカ確は、お仕置きという感じです。
2択:3すくみの攻めの選択肢
鉄拳の3すくみの1つ、2択とは一体なんなのでしょうか?
2択は、鉄拳の攻めの部分であり、多くのキャラクターがこの2択が強力に設定されています。
なぜ、2択というのか?
それは、中段と下段の攻撃をどちらか選ぶからです。
鉄拳では、中段技は、立ちガード、下段技は、しゃがみガードで防御できます。
この時、しゃがんでいたら、中段技が、立っていたら下段技が被弾します。
この通り、中段と下段は両方一度にガードすることができないため、必ず50%の選択に付き合わせる、付き合わされることになります。
そのため、これを2択と呼ぶのです。
置き:3すくみの防御
置きは、どういったものになると思いますか?
鉄拳キャラクターは、2択を使って攻撃するということを説明しました。
この2択に行くには、必ず技の射程内にキャラクターを前進する必要性が出てきます。
(Ready GOの距離を見てみてください。その場で技を出すと、当たらないものがあるはずです。これを当てるように前進させるイメージです。)
この前進する時に合わせて、あらかじめ技を出しておく(その場に技を置いておく)ことで、2択を防ぐことができます。
この防御行動を「置き」と言います。
スカ確:3すくみのお仕置きで相手にプレッシャー
最後のスカ確。変な名前ですが、どういう役目なのでしょうか?
先ほどの「置き」は、相手の前進に合わせるという説明をしました。
じゃあ、相手が前進して来なかったらどうなるでしょうか?
答えは、技が空振ります。
置きは、前進を込みで、技を出しているので、前進がなければ、距離が足らず当たりません。
この時の空振りには、大きな隙が生じます。その隙をお仕置きするのが、「スカし確定(スカ確)」なのです。
これは、鉄拳の3すくみで一番難しく、反射神経や予測を使わないとなかなか返すことができません。
自分のキャラクターの技を3すくみで考えよう
まず、自分のキャラクターの技を3すくみでカテゴライズしてみましょう。
私の持ちキャラ:吉光、ファーカムラムで考えてみましょう。
吉光
- 2択中段:3LP、牛若、隼
- 2択下段:1RK、卍そう、露払い
- 置き:右アッパー、牛若、つゆ払い
- スカ確:釘打ち、牛若
ファーカムラム
- 2択中段:4LP、WK、3RPLK
- 2択下段:2RK、66LK
- 置き:4LP、WK、46RK
- スカ確:4LP、46RK
という具合になります。
2択は、中下段の強力な技。
置きは、隙の少ない中下段、リーチの長い中下段
スカ確:リーチの長い中段
が目安です。
自分の使う技をこのカテゴリーに分けてみてください。
これから3すくみを使っていく時に大切になります。
3すくみの考え方
キャラクターの技を3すくみで整理したら、実際にどう試合で使えばいいでしょうか?
ここは、実際に難しいですが、じっくりやってみましょう。
戦いが始まったら、相手の行動に注意します。
相手の起こしやすい3すくみを見ていきます。
ゴリゴリきたら2択のサイン
この時大体、攻めてくると思います。
これは、相手が「2択」をかけにきているという証拠です。
ガードしながら、見ていくと、多分何度も2択にくると思います。
これは、相手が2択をかけてくるタイプなので、相手の前進を狙って、「ここだ!」という置きを置きましょう。
置きのサインは空振り
この時、2択に来ない場合があります。
技を空振りする感じで技を出してきます。
これは、相手が置き重視ということなので、前にでない限り当たりません。そして、超速反射でスカ確を決めることができます。
何もして来ない時は、スカ確待ち
前にも来ない、置きもないとなると、スカ確を狙って待っています。
この時は、実は、相手は、こちらが技を空振りするのを待っています。
待っているということは、何もしないということなので、自分から2択にいくことができます。
3すくみを実践に活かす
以上で、3すくみの基本なのですが、これがなかなか実践に活かすことが難しいのが難点。
もっと実践に活かせるようにしないといけません。
次回は、この理論をより実践で活かせるように、実践的なアドバイスを書いていこうと思います。
それまで、自身のキャラクターの3すくみ技をしっかりと整理しておいてください。

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